リスク管理最前線 第24回 〜コモディティ市場のリスク管理(パート1)〜
- 欧米金融機関の現場から
- リスク管理コラム
コモディティ市場のリスク管理(パート1) コモディティ(商品)市場は、これまでに本コラムでご紹介してきた債券、為替、クレジット、株式等の金融商品市場と異なり、メインプレーヤー(参加者)は銀行や証券会社等の金融機関ではなく、コモディティ専門業者や事業……
コモディティ市場のリスク管理(パート1) コモディティ(商品)市場は、これまでに本コラムでご紹介してきた債券、為替、クレジット、株式等の金融商品市場と異なり、メインプレーヤー(参加者)は銀行や証券会社等の金融機関ではなく、コモディティ専門業者や事業……
株式市場のリスク管理(パート2) 前回は株式市場における市場リスクとヘッジ手法についてご紹介いたしました。今回はやや専門的になりますが、引き続き株式市場のリスクについて、金融機関におけるリスクの定量化や管理手法のポイントをご紹介します。 ポイント……
株式市場のリスク管理(パート1) これまでに金利や為替市場のリスク管理について取り上げました。今回は株式市場のリスク管理についてご紹介いたします。私自身投資銀行において欧州拠点の株式市場リスク管理を7年間ほど担当した経験がありますが、非常に難しい市……
英国の新型コロナウィルス対策に見るリスク管理の考え方 今回は閑話として市場リスク管理のトピックスから離れ、英国の新型コロナウィルス(Covid-19)対策をリスク管理の観点から考えてみたいと思います。私は家族が英国在住という事情で英国と日本を往来し……
外国為替(FX)のリスク管理 今回は多くの企業が抱える外国為替リスクの管理手法について、その考え方と金融機関での実例をご紹介いたします。 外国為替(以下FX)リスクとは、FXレートが変動する事により生じる企業損益やポートフォリオ価値の変動です。F……
債券市場のリスク管理 前回までで金利デリバティブ市場における金利市場リスク管理手法についてお話しいたしました。金利スワップに代表される金利デリバティブの市場規模は、国債や社債等の債券に代表される現物の市場規模を大きく上回っているため、金融機関の金利……
金利オプション取引の活用によるリスク管理 前回まで金利スワップ取引と金利市場リスクの管理手法についてお話しいたしましたが、今回は金利オプション取引の活用によるリスク管理についてお話ししたいと思います。金融市場においてオプション取引が浸透し取引量も増……
金利市場リスク(パート3) 前回は金利スワップ取引における信用リスクおよびイールドカーブ形状変化の影響についてお話しいたしました。今回は金利市場リスクの管理手法についてお話ししたいと思います。 事業法人営業部署で金融デリバティブ商品を活用した新し……
金利市場リスク(パート2) 前回は金利スワップ取引とイールドカーブの形状リスクについて取り上げましたが、今回は金利スワップ取引における信用リスクについてお話しいたします。 前回述べたとおり、金利スワップ取引とは、一定の期間、変動金利と固定金利を交……
金利市場リスク(パート1) これまで市場リスク管理、流動性リスク管理に関する総論的なお話をしてきましたが、今回から私が実際に経験してきた金融マーケットにおけるリスク関連のトピックスを取り上げていきたいと思います。 私が金融の世界に入ったのは約30……
流動性リスク(パート2) 今回は引き続き流動性リスク、すなわち資金繰りに関するリスク管理をテーマに、具体的な規制や管理手法についてご紹介いたします。前回お話ししたとおり、流動性リスクは、2008年前後の金融信用危機が発生し、資金繰りの逼迫で破綻する……
流動性リスク(パート1) 今回は市場リスクのトピックスから少し離れ、金融機関にとって重要な7種の代表的なリスク(戦略リスク、市場リスク、信用リスク、オペレーショナル・リスク、流動性リスク、コンプライアンスリスク、レピュテーション(風評)リスク)の一……