日刊工業新聞連載『調達コストのリスク管理(20)契約時部分値決め』
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- 日刊工業新聞
- 大崎将行
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契約時部分値決め 利点多くノウハウ生かせる 【リスク低減効果】 計画調達(長期契約)の値決めの3形態のうち、“契約時値決め方式”“契約時部分値決め方式”の2形態については、調達コストの想定リスクの低減効果を期待できる。特に契約時部分値決め方式は……
契約時部分値決め 利点多くノウハウ生かせる 【リスク低減効果】 計画調達(長期契約)の値決めの3形態のうち、“契約時値決め方式”“契約時部分値決め方式”の2形態については、調達コストの想定リスクの低減効果を期待できる。特に契約時部分値決め方式は……
“事前の値決め”にバリエーション 調達形態の違いによる”事前の値決め” 調達コストの想定リスクの低減を目的とした将来調達分の“事前の値決め”については対象となる調達品の調達形態が供給者(売手)との売買契約締結後、速やかに調達品の受渡が行われる「ス……
“事前の値決め” 計画調達、工夫の余地大きく 【最も頭使う部分】 調達コストの想定リスクの低減は結局のところ、「計画調達量における単価未確定部分の割合を減らすこと」である。換言すれば、将来調達分の一定程度の単価を“事前に値決め”していく行為とも……
金高の背景についての解説です。 金価格が今後も高値維持の理由、実質金利とリスク・プレミアムで読み解く 詳細はこちらから。……
想定リスクの低減 「単価未確定部分」減らす 【計画量から算出】 過去2回にわたり、対応する調達コストのリスクに上限を設ける必要性に言及し、その上限の設定は「想定リスクの低減」「許容コストの引き上げ」という二つのリスク対策の組み合わせで対応してい……
【特集2】どうなる景気・市場 どうする投資 Part2 どうなる?景気・マーケット「原油」に寄稿しました。 雑誌の紹介はこちらから。……
リスクテイクの指標「銅/金レシオ」で読み解く、株価と金価格の下落リスクについて解説しています。 「銅/金レシオ」で読み解く、株価と金価格の下落リスク 詳細はこちらから。……
「対応上限リスク」設定-その2 方向性の見極め決断がカギ 【2つの方向性】 前回のコラムでは、リスク対策に費やせるリソースやコストに限りがある中では、想定リスク全域を対象としてリスク対策を実行することは難しく、リスク管理の目的(守るもの)の重要……
「対応上限リスク」設定-その1 「守るもの」の重要度を考慮 【想定外「不安」】 前回までの3回にわたり、「調達コストのリスクの見積もり」について説明し、調達コストに関して「どの程度の確率で/どの程度の大きさのリスクが起こり得るのか」を具体的数値……
マイナス原油価格と原油ETFと原油相場の構造的な違い、日本のガソリン価格の仕組みについて解説しています。 新型コロナで「原油価格マイナス」も、今年後半には急騰リスクも 詳細はこちらから。 MGRM社の事例からの教訓 原油ETFを用いた価格リス……
激動マーケット6「銅に供給過剰リスク 価格低迷続く 感染終息後に急騰も」を寄稿しました。 雑誌の紹介はこちらから。……
想定乖離リスク 具体的数値として認識 【機能不全にも】 前回は「調達コストのリスクの見積もり」における構成要素の一つである「想定コスト(メインシナリオ)」の見積もり方について述べた。今回はもう一つの構成要素である「想定乖離(かいり)幅(リスク)……