テレビ東京「マネーの羅針盤」に新村が出演しました。
- メディア出演
マネーの羅針盤での解説終了です。
蟹瀬さん、津上さん、秋元さん、塩田さん、スタッフの皆様ありがとうございました!
今日のコメンテーターの津上さんのお話は非常に勉強になりました。再び世界の覇権国に返り咲こうとしてる中国は、内にも、外にも対立の構図がある、ということなんですね。こうした内外のショックが顕在化するリスクは徐々に高まっていると思います。
イラクは一旦落ち着きました。しかし、第二次大戦後に引かれた国境線に起因する、宗教・民族の対立は中東の永遠の課題です。この問題がある以上、本当の意味で中東情勢が安定化することはないでしょう。世界のスーパーパワーが戦後に作ってきた枠組みの変化(まだ崩壊とは言いたくありません)の縮図、とも言えます。
取りあえずイラク問題は片付いていないので、当面原油価格は高止まりすると見ています。原油価格は世界中、もちろん日本も含むすべての産業に大きな影響を及ぼします。シェール革命があろうとなかろうと、日本の化石燃料の中東依存度は高いままなのです。「対岸の火事」と考えず、中東情勢には常に意識していただきたい問題の1つだと思います。