日経CNBC「デリバティブマーケット」に新村が出演しました。
- メディア出演
日経CNBCでの解説終了しました。
分林さん、スタッフの皆様ありがとうございました!
今回は久しぶりに銀の話です。と言っても銀の需給環境というよりは銀の値動きがこの数年前とは変わってしまった、という話です。
銀は他の金属と同様に工業向けが主体でしたが、写真フィルム向けの需要がデジカメの登場で大幅に減少してしまってから、恒常的に供給過剰の状態が続いています。つまり、余った現物は投機筋(ファンドや個人で銀貨を買う人)の動向に左右されやすくなってしまい、為替や株価動向、金融政策動向に敏感に反応します。実際、昨日の金銀下落も銀の方が下落率が大きくなっています。
価格の変動性を示すボラティリティも、以前はパラジウムの方が圧倒的に高かったのですが今では銀がそれを遥かに上回っています。厳然と実需の人がいるんですが、投機的な色彩が強い金属になってしまいましたね...
詳しい解説は弊社のレポートをご購読ください(笑)
PS
これで怒涛のテレビ解説、終了です。1週間で4つの番組はかつてありませんでした。結構タフでしたが、非常に貴重な経験でした。
毎日テレビで解説してる人、どれだけ引き出しがあるんだろう、ってちょっと感心してしまいました。
本、時間作ってもっと読まなきゃな...