テレビ東京「マネーの羅針盤」に新村が出演しました。
- メディア出演
マネーの羅針盤での解説終了しました。
蟹瀬さん、藤井さん、秋元さん、滝井さん、スタッフの皆様ありがとうございました!
今日は新興国リスクと、資源国リスクとうい2つの切り口で解説です。新興国動向に詳しい日本総研の藤井さんが前者を、後者が私が担当しました(中東諸国も新興国の1つなんですけどね)。
何れも今回の発信源は中国の見通し下方修正、ということで一致しています。恐らくこの資産価格下落の負の連鎖を解消するには、デジタルに何らかの需要を起すとことが必要で、それができるのは恐らく発信源である中国しかない、と考えています。
(米国が利上げできず、「永遠のゼロ」状態になることも、リスク資産にはプラスに作用するでしょうが)。
藤井さんとも意見は一致しましたが、共産党政権支配を続けるためには人民からの支持が必要であり、そのためには直ちに景気にプラス寄与するような公共投資を実施せざるを得なくなるため過剰な悲観論は後退することになると予想されます。
ですが、いつの時代も為政者が合理的に正しい政策を行えるかどうか、分かりません。それが最大のリスクであると言えます。
翻って中東ですが、このまま原油価格が仮に安い状態が続くと、同地域の財政状況が悪化し、内政・軍事両面で不安定化している中東北アフリカ諸国の経済状態が悪化し、地政学的リスクが高まることが懸念されます。原油安が引き起こす原油価格の上昇です。
これを解消するには上記の負のループが逆回転する必要があり、結局中国が何かしてくれること、が重要になります。
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