【古本-その2】
- 新村ブログ《油売りのひとりごと》
さて。
古本の整理をしていると
自分の知識はつくづく、マンガから得られたものが多いことに気づく
電子書籍では売られていない「マスター・キートン」も
原作は浦沢直樹ではなく、葛飾北星だが
ふーん、そんなものなのかと学生の頃は思っていたが
改めて読むと新しい気づきが多い。
詳しくは、電子書籍にはなってませんが
マスター・キートンのほうを当たってほしいですが
本件に関して仕事の友人の高井さんが詳しく寄稿しているので
こちらをご参照ください(http://bit.ly/2K57Wi0)
しかしハフポスト、有料記事をこんなに無料で流しちゃっていいの?
話を戻そう。
そのほか、やっぱり手塚治虫も勉強になる
私の仕事にもつながるので何回か読み返しているのは
「アドルフに告ぐ」
そもそも、ユダヤ人の血を引いているという機密文書を巡り
2人のアドルフ(日独の混血でナチスの親衛隊に所属していたアドルフ・カウフマンと
ドイツから神戸に亡命したユダヤ人のアドルフ・カミル)の葛藤と争いの話だ。
最後は、ユダヤ人から追われてパレスチナゲリラに命を救われたカウフマンは
祖国のために戦うカミルと戦うことになる
という、なんとも切ない話。
第二次大戦から今に至るまでの話
史実も含めて読み込めていないとかけない漫画だ。
これもまたもう一回読もうかな。
そのほか、ブッダもやっぱり捨てがたい。
ライフワーク、って言っていた火の鳥も
よくもまぁ、あれだけ壮大なテーマを
違う話で書き続け、しかもそれらすべてがつながっているなんて
と、結局捨てるのに悩むものばかリだ。
どっちも、子供たちに読ませたいなぁ...
読ませてから捨ててもいいんだけどなぁ
マンガ読ませると、カミさんが
「やることやってるならマンガ読んでもいいけど...」
というに違いない。
でも知識の大半を漫画から得ている私からすれば
それも立派な勉強だ。
さぁ、どうやって交渉しよう。