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【(再)飛行機に乗るとツイてない-その2】
  • 新村ブログ《油売りのひとりごと》

昨日の続き。いや、しかし、飛行機に乗るとロクなことがありません。

私「あのですね。チェックインできていなかったことはもう良いんですが、とにかく10時のアポなんです」 
GH「そうですか」

彼女、普通に受け答えしているだけなのだが、
私には受付の女性は般若に見えた。 
もうちょっと、ほら、やさしい対応ってできないんでしょうかね。
って。君は彼女に何を求めているのか。

私「もう、どうでも良いので、
 とにかく西のほうに飛ぶ一番早い飛行機を予約してください」 
GH「え、分かりました。それですと20分後(ぐらいだったと思う)に出発する関西空港行きに空席がありますが」 
私「到着は?」 
GH「関西空港着が9:40です(この辺の数字はうろ覚えであるが、確かこんな時間だったように覚えている)」 
私「もうそれで良いです!!席を確保してください」 
GH「分かりました」

ふぅーーーーー。 
とにかく一安心。10時のアポ、何とかなるじゃないの? 
と思いながら、朝ごはんを食べていないのに気づいて
空港の売店で大好きな「万カツサンド」を購入して悠々と飛行機に。

と、相当余裕の表情で飛行機に乗り込んだのだが
全くのぬか喜びであることに15分後に気づくことになる。

飛行機に乗ると、特に読むわけでもなく
目の前のポケットに入っている雑誌やチラシを読みますよね。 
なので、いつもどおり一通り目を通してみた。
そのとき、私の想像もしていないことが分かってしまった。

一部の人はご存知だが私ものすごい方向オンチである。 
今でも知っているところに出かけるのでも
カーナビが欠かせない体になってしまっている。

そう

関西空港と、伊丹空港は全く場所が違うんですよね。 
片方は本当に大阪の方にあり、かつ、一本の線路で陸地につながり
 
そう、神戸までは電車で40分以上かかるのだ。

空港に降り立ち 
非常に効率よく出口を出て 
電車に飛び乗り 
神戸についてそこから支店の人間と取引先に
全くロスなくいけたとしても...
恐らく11時ごろになってしまう。

無理じゃん!!

相当頭は真っ白になった。そのときCAの人がアナウンス

「何かお困りのことがございましたら、遠慮なくお問い合わせください」

当然、遠慮なく問い合わせた。

「頼むから、伊丹空港に着陸してください!!」

丁寧なハイジャックの様である。 
困惑するCAのお姉さん。 
でもね。世の中無理なものは無理なのね。 
泣く泣く席に戻り、もう遅刻いや一番初めのアポイントメントを
完全に諦めたそのとき 
私の目に信じられない光景が飛び込んできた。
(続く)