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総じて堅調 FOMCは予想通り
  • MRA商品市場レポート

2025年12月11日 第3121号 商品市況概況

◆昨日の商品市場(全体)の総括


「総じて堅調 FOMCは予想通り」

【昨日の市場動向総括】

昨日の商品価格は総じて堅調な推移となった。取引時間の差はあるが、FOMCが想定通りの利下げとなったことで株価が上昇、それに伴うリスク選好が強まったことが材料となった。

FOMCは想定の範囲であり、かつ、パウエル議長の発言は「保険的な利下げGが終了したこと」を示唆する内容であったためむしろタカ派的な内容だったと言えるのだが、今回は利下げを実施し1月以降はライブで判断、と主張していた考えに沿うものであり、回数は少ないだろうが利下げは行われる、とみられたようだ。

また市場参加者はパウエル議長の後任はいずれにしても利下げに積極的な人間が選ばれる、と見ており、今回のFOMCでスタンスが変わっていなかったとしても先々の利下げ期待を先行して織り込むため、ドル安が進行してドル建て資産価格の上昇要因になり得る、と考えている可能性は高い。

いずれにしてもFOMCを無難に乗りきったこともあり、リスク資産価格(特に株)には上昇圧力が掛かり、その他のリスク資産価格を押し上げる可能性は高まった。

なお、昨日、FRBは400億ドル相当のTビル(米財務省短期証券)を購入すると発表した。これは量的緩和再開ではなく、納税時期(税金が財務省の一般勘定に移る)に流動性が枯渇し、金利が急騰して思わぬリスクが顕在化するのを事前に回避する目的のもの。12月末の年末越え資金調達圧力が強まる時期でもあり、それに配慮したものと見られ、QEとは直接関係が無い。


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