米株調整で高安まちまち
- MRA商品市場レポート
2025年12月2日 第3113号 商品市況概況
◆昨日の商品市場(全体)の総括
「米株調整で高安まちまち」
【昨日の市場動向総括】
昨日の商品価格は液体系燃料と非鉄金属が堅調だったが、その他の商品は水準を切り下げるものが目立った。米経済統計が悪化したことで株価が調整したため、センチメントが悪化したためと考えられる。
エネルギーに関してはOPECプラスが増産を見送ったことや地政学が、非鉄金属は金に追随、引けに掛けて金は下落して前日比マイナスとなったが時間的にこれを織り込めなかった形。
同じエネルギーでも発電燃料は北米のみ気温低下見通しが強まる中でその他は水準を切り下げている。気温の動向で日々、かなり価格動向は敏感になって来ている状況。
市場参加者はFOMCでの利下げ動向に注目しているが、足元の統計が急速に鈍化しているため、利下げはほぼ確実視されている。これまで利下げ期待は株価の上昇を通じてリスク資産価格の押し上げ要因となっていたが、さすがにかなり織り込まれているため、統計悪化=利下げ期待で価格上昇、とはなり難くなって来た。
12月入りしているため、市場参加者が徐々に減少し始めるため、値幅が大きくなりやすい。恐らく今年は12月10日の週が最終週となる海外の市場参加者は多いと予想される。FOMCは今回の利下げというよりも、将来の利下げのパスをどのように考えているかに注目が集まる。
基本、金融政策の正常化の過程で利下げを実施となるが、問題はどこで景気が底入れするか、トランプ政権が景気に刺激的な政策を行った場合利下げが行えなくなるどころか利上げの可能性すら出てくる。
いみじくもベッセント財務長官は、関税ではインフレにならないが、バラマキを行えばインフレになると指摘している。
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