利下げ期待の株高で軒並み上昇
- MRA商品市場レポート
2025年12月1日 第3113号 商品市況概況
◆昨日の商品市場(全体)の総括
「利下げ期待の株高で軒並み上昇」
【昨日の市場動向総括】
昨日の商品価格は上昇する商品が目立った。米利下げの可能性が高まる中で株に買いが入る流れが継続、それを受けて多くの商品が株価をフォローする流れとなった。なお、通常取引外の米CMEはデータセンターの障害が市場に影響し取引が長時間にわたって停止する事態が発生した。
足元、米国の利下げ動向に注目が集まっている。今のところ12月10日のFOMCでは▲25bpの利下げが実施されるとの見方が強まっており、FedWatchでは86.4%の確率で利下げを織り込んでいる状態。
しかし、▲25bpの利下げは既にかなり前から織り込まれていたと考えられ、ここまでの上昇はやや上がりすぎの感は否めない。
先日で11月相場は終了、大手ファンドは決算を迎え、これからは来年に掛けての仕込みや、あるいは早くも休みに入るファンドも増えると予想されることから流動性の低下を受けて今後、価格の変動性はより高まると考えられる。
また、トランプ大統領の言動もここに来て不穏になって来ている。宇露停戦動向などの問題は継続しているが、ここにきて依然から主張している「配当のような形での現金バラマキ」が実施される可能性が高まっている。
また、G20議長になった米国は自分が保有するゴルフリゾートでG20を開催するとし、G20に呼ぶ国に関しては自分が決めるとして「気に入らない」南アフリカは呼ばないことを主張している。南アフリカは白人を迫害している、という根拠のない主張が理由だ。
また、移民を唾棄する動きも加速しており、「第三世界からの移住を恒久的に停止する」と発言している。しかし、第三世界が何を指しているのか全く分からない。
自ら進んで米国の同盟国に不利益となるような行動を行っているようにしか見えないが、前大統領のように高齢過ぎてだんだんこうした歯止めが利かなくなって来ているのだろうか。
為政者の高齢化は冷静な判断ができなくなる、という意味で高齢の為政者が収める国にはリスクとなる。
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