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【マスター・キートン】
  • 新村ブログ《油売りのひとりごと》

いやぁ...いろいろありますなぁ。

さて。

この前、久しぶりに

「マスター・キートン」

を読んだ。
勝鹿北星原作で、ゴルゴ13とかの原作も書いていたらしい
WIKIで調べたら、なんか妖怪!?って
少年サンデー(だったかな?)に連載されていたマンガも
この方が原作でした。

で。

有名なマンガですので余り詳しくは説明しませんが
考古学者だけど、英特殊空挺部隊(SAS)で
サバイバル技術が専門の「マスター」であり
同時に保険会社の調査員もやっているという設定。

考古学が下敷きになっており
キートンの主張が「西欧の文明はドナウ川流域で発生した」
という設定になっている為
欧州の歴史や文化、地域的に近い中東の話に加え
キートンの母の母国である英国の話も多い
この本で初めてアイルランドと北アイルランド問題
バルカン半島の問題やロシアの関与
といった話が出てくるが学生の頃は
世界史を選択していなかったこともあるけれど

「ふーん」

ぐらいに思っていて
キートンが悪党と戦う所の方が面白かった
しかし、この仕事をするようになってから
嫌でも欧州や中東の歴史はそれなりに勉強する必要が出てきて
ある程度勉強した今、この本を読むと
これ、青年から大人向けに描いてるマンガとしては
非常に高度な題材を取り上げていて
かつ、エンタメとしてきちんと成立しているからすごい
と改めて思いました。

と、こんな感じで昔読んだ漫画を少しずつ読み返していますが
最近は浦沢直樹先生の漫画を電子書籍で買えるようになったので
これを読み終わったら、パイナップル・アーミーも
読み直してみようと思っています。

明日はとうとう、国宝を観に行きますよ。
皆様、良い週末を~

今月はシステムの技術的な問題がありまして
レポートの発行回数が減ります。
火曜日は申し訳ありませんが
また、休刊となります。