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株下落の余波続き軟調
  • MRA商品市場レポート

2025年2月25日 第2917号 商品市況概況

◆昨日の商品市場(全体)の総括


「株下落の余波続き軟調」

【昨日の市場動向総括】

昨日の商品市場は原油や金などが上昇したが、下落した商品が目立った。先週金曜日の株調整を受けてリスク回避的な動きが強まっており、年初から買い進まれた商品が売られる流れとなった。

エネルギーは前営業日の下落が大きかったことから割安感からの買いが入ったとみる。貴金属は金のみ上昇しているが、場中は株に追随する動きだったが取引後半は株と逆に上昇した。安全資産需要、というよりはオプションの権利行使に絡む買いが入ったと見るのが妥当か。

トランプ関税やウクライナロシア問題ヘの米政権の関与、ドイツで極右政党が勝利するなど、政治が市場を動かしやすい環境にあると言える。

先週発表された各国のPMIはやや鈍化が見られており、循環的な景気の回復が政策動向(特に高金利を維持せざるを得ないこと)を受けて緩やかなものになっていることを示唆している。

もちろん、トランプ政権の政策遂行の世界経済に与える影響がかなり不透明であることも、企業のマインドを低下させているとみられる。

結局、「掘って掘って掘りまくって」インフレを抑制すると言うよりも、一連の政策が経済政策の不透明さを醸成しており「景気が減速することでのインフレ沈静化」の可能性の方が高いのかもしれない。

ただし、トランプ政権もご多分に漏れず、株価動向には敏感であると考えられるため、過度な株下落局面では政策の修正を行う事をためらわないと予想される。そしてその意思決定は、調和と調整に重きを置くバイデン政権時に比べれば圧倒的に早い。

宇露停戦交渉についても同じである。


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