発電燃料下落もその他は堅調
- MRA商品市場レポート
2025年2月18日 第2912号 商品市況概況
◆昨日の商品市場(全体)の総括
「発電燃料下落もその他は堅調」
【昨日の市場動向総括】
昨日の商品市場は米国主要市場がクローズだったが、オープンしている市場は総じて堅調な推移となった。
米関税引き上げ騒ぎが一巡し、「それほど影響が大きくないのでは」「ディールにするための材料」というなぜか過度な楽観が市場を支配しており、株価が堅調に推移すると同時に、ドルが軟調な推移となったことがドル建て資産価格を押し上げる形となった。
なお、米露会談を受けて何らかロシアに対する制裁が解除されるのではとの期待も、ガスや石炭などの発電燃料価格の下押し要因となっている。ロングを増やしていたファンドが手仕舞い売りを入れた可能性はある。
一方、堅調な推移となっているのがLME非鉄金属。季節的に中国の在庫積み増しの時期にあることは間違いが無いが、AIなどを材料に中国のハイテクセクターの株が上昇する流れに沿って、非鉄金属価格が上昇しているのもまた事実であり、投機的な動きが価格を左右しているようだ。
しかし、銅やアルミは足元の現物にタイト感が出ており、これが価格を高値に維持していることも事実だ(詳しくは有料レポートのLME非鉄金属のコラムをご参照下さい。詳細はMRAマンスリーで解説の予定です)。
国内では日本の長期国債の利回りが急上昇しており、実に15年ぶりの水準まで上昇している。長期金利は景気のバロメーターであるため、この水準の上昇はある意味喜ばしいことではあるが、これまでの日銀の過度な金融緩和策を正常化する必要がある中での上昇であり、それほど楽観できるものではないかもしれない。
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