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景気循環系商品売られる
  • MRA商品市場レポート

2025年2月27日 第2919号 商品市況概況

◆昨日の商品市場(全体)の総括


「景気循環系商品売られる」

【昨日の市場動向総括】

昨日の商品市場は原油や金属などの景気循環系商品が売られ、非景気循環系商品である穀物セクターなどは生産進捗や関税動向の不安定差から水準を切り下げる動きとなった。

現在、市場参加者の関心時はトランプ関税の影響と同時に、回避可能とみられていた米国のリセッションが顕在化するか否かである。

これまで金融引き締めによる米金利の逆イールド発生→景気減速ないしはインフレ低下を受けた政策金利下げ→順イールド→その後景気後退局面入り、という展開が非常に高い確率で発生している。

しかし、宇露戦争に伴う軍需産業向けの需要増加、AI革命などの影響、脱炭素もそうは言っても継続していること、といった構造の変化を材料に今回はリセッション入りを回避できる、というのが市場コンセンサスになっていた。

ところが先日、ベッセント財務長官が「民間セクターは景気後退」と発言しており、今回も過去のように景気が(短期的にでも)後退局面入りするのではとの見方が台頭しているようだ。

なお、仮に景気が後退局面入りしたとしても、それは就任から1ヵ月程度しか経っていないトランプ政権の政策の影響ではなく、バイデン政権の政策の余波であるため、トランプ政権の政策の影響と断じると、今後を見誤る可能性が出てくるため注意が必要だ。

トランプの政策の影響が顕在化するのはこれからである。材木価格などヘの影響も無視できない。


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