CONTENTSコンテンツ

米統計改善とドル安進行 株高を受けて総じて堅調
  • MRA商品市場レポート

2024年11月6日 第2839号 商品市況概況

◆昨日の商品市場(全体)の総括


「米統計改善とドル安進行 株高を受けて総じて堅調」

【昨日の市場動向総括】

昨日の商品市場は軒並み水準を切り上げた。ドル安が広く進行したことが価格を押し上げたが、昨晩発表された米ISM非製造業指数の改善などを材料に株価が上昇、全体的にセンチメントが強気に傾いたことが材料となっている。

日本時間の本日開票が始まった米大統領選挙だが、直近の下馬評ではハリス候補が巻き返したと報じられているものの、トランプ候補の方が有利に選挙戦を進めているとみられている。

トランプ候補は企業や富豪、ビジネス側の有権者(主に白人男性)をターゲットとし、ハリス候補は女性の有権者に焦点を絞って選挙戦を展開している。性別だけで言えば女性の方が比率が高く、選挙ヘの参加率も高いとされている。

このレポートを執筆している時点では、開票が進んでいる地域ではトランプ候補が有利と報じられており、インディアナ、ケンタッキー、ウィスコンシンはトランプ候補が勝利、ハリス候補はバーモントで勝利している。

インディアナ、ケンタッキーは前回の選挙ではトランプ候補が勝利しており、この勝利はある意味妥当。スウィングステートと言われる(どちらが強いという訳でもない州)ウィスコンシンは前回バイデンが勝利しているため、前回よりもトランプ候補は優勢と言える。

本日は1日、米選挙の動向に左右される1日となろう。


本日の見通し、昨日のセクター別動向と本日の見通し、マクロ見通しのリスクシナリオ、本日のMRA's Eye、主要ニュース/エネルギー・メタル関連ニュース/主要商品騰落率/主要指数/市場の詳細データPDFは、有料版「MRA商品市場レポート」にてご確認いただけます。
【MRA商品市場レポート】について