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【克服】
  • 新村ブログ《油売りのひとりごと》

私が雑感のアーカイブに使ってる「油売りのひとりごと」
ですが、ネタが思い付かない人のために
そのときに使えそうなお題を出してくれるんですよね。
今日は「大人になってから克服したもの」だそうですよ。

俺、何かあったか?

と、考えると、克服するって結構高い確率で
食べられなかったものがたべられるようになったって話だと思うんですけど
その意味では「野菜がたべられるようになった」でしょうか。
食べられるようになるまでの話はちょっと長いんですがお付き合いください。

大学1年生の夏ぐらいまで野菜は食べる必要ない、って思ってたんですよね。
あ、もちろん家でとか、合宿とかで出てくれば出されたものは食べますけど
自分から好んで食べてなかったんですよ。
高校生までは、朝はたべない主義だったので(これは今も続いてます)
昼は弁当、夜は自宅のご飯、という感じでしたが
大学生になったその日から、母親は寝坊しても朝、起こしてくれることもなく
昼ご飯を作ってくれることも、夜ご飯も作ってくれなくなったんですよ。

「ご飯は?」って聞くと

「必要なら作ってあげるけど、もう自分で何とかしなさい」

「小遣いは?」

「自分で稼ぎなさい」

でした。
つい先週までスネをかじらせてもらっていたんですが
大学に入った瞬間にいきなり対応が変わったんですよね。
なので、結果的に自分でバイト(この頃は家庭教師とゴルフ場のキャディ)
して、小遣いを稼いでました。

で、自分で稼いだ金ならどう使ったって良いだろうと
自分の好きな物ばっかりたべてたんですよね。
そしたら、昼にとんかつを食べていたとある日
本当に突然なんですけど

「あ、俺、野菜を食べなきゃだめだ」

という気持ちになって、生まれて初めてキャベツをお代わりしたんですよね。
かなり自主的に野菜を摂取した、って事です。
これって自分では結構な衝撃で、知らない間に必要な野菜は
お袋が作った料理の中に入っていたって事なのですが
体はどうも、必要と判断すると生命維持のために
勝手に欲しくなるようにできてるんですねすね...

という発見がありました。
それ以降、引き続き野菜は別に好きではありませんが
必要なものという認識で、いつでもたべるようになりました。
克服した、って言うのかな。これ。

そろそろ秋めいてきましたね。
本日もよろしくお願いします!
あ、あと、よい連休を!