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予想比悪い統計を受けた対策期待で堅調
  • MRA商品市場レポート

2024年3月4日 第2663号 商品市況概況

◆昨日の商品市場(全体)の総括


「予想比悪い統計を受けた対策期待で堅調」

【昨日の市場動向総括】

昨日の商品市場は、総じて堅調な推移となった。アジア時間に発表された中国製造業PMIは悪化しており。さらに米国時間で発表された米ISM製造業指数も予想外の悪化となり、「景況感は良くない」ことが確認されたが、これに伴う景気刺激期待や、金融緩和への期待が価格を押し上げる形となった。

ファイナンシャルな要因と、景気がよくないことを受けた中国政府の対策期待が価格を押し上げた、といえ、株などの実態がない上場商品の動きは分からないが、コモディティの場合は想定していた通りの景気減速となるため、中期的には価格を下押しすることが予想される。

細かく値動きを見てみると、昨日のISM製造業指数を受けたドル安が原油価格を押し上げたが、引けに掛けてはドル安と原油安が同時に発生している。

週末を控えて保有するポジションを調整した、と考えるのが妥当ではあるが、ドル安と原油安が同時に進行している、と整理すると「景気が減速していることを材料にした動き」であるとも言える。

これにより、米国の利下げの「必然性」は高まるが、同時に景気とは関係無くまだ物価上昇率が高いことから高金利政策は維持せざるを得ない。この「高金利がもたらすリスク」は意識する必要があろう。


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