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中東情勢不安と米統計改善を受けた期待インフレ上昇で後場高い
  • MRA商品市場レポート

2024年1月19日 第2632号 商品市況概況

◆昨日の商品市場(全体)の総括


「中東情勢不安と米統計改善を受けた期待インフレ上昇で後場高い」

【昨日の市場動向総括】

昨日の商品市場は、軟調に推移した後、米国時間の後場に掛けて水準を切り上げる商品が目立った。

現在の市場は(それはこれまでもそうであるが)、米国の経済統計や金融政策の動向に非常に左右されやすい。それは世界最大の消費国であり、この国の消費動向が世界経済に与える影響が大きいためである。

また、商品セクターについて言えば、ほとんどの商品がドル建てで取引されているため、ドル指数の変化が価格に影響を及ぼしやすいため、ドル指数の変化に繋がる金融政策動向は無視できないためである。

昨晩に関しては、米週間新規失業保険申請件数が187千件(市場予想 205千件、前週 203千件)と大幅な低下となったこと、金利低下の影響もあるが、住宅着工も▲4.3%の146万戸(市場予想 ▲8.7%の142.5万戸、前月+10.8%の152.5万戸)、先行指標である着工許可件数も、+1.9%の149.5万戸(+0.7%の147.7万戸、▲2.1%の146.7万戸)と市場予想を上回ったことなど、米国の景気がさほど鈍化していない、と判断されたことが期待インフレ率を上昇させたようだ。

お互い影響を与え合うためどちらが主導したかは分らないが、昨日は中東情勢不安を背景とする原油価格の上昇が期待インフレ率の押し上げに寄与、基本的にインフレ資産である商品はこれを受けて水準を切り上げる動きとなった。


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