【ONE PIECE】
- 新村ブログ《油売りのひとりごと》
雑感を楽しみにしています、といわれ
今日はそれだけで元気になっています。
さて。
忙しい時に限って現実逃避をしたくなる
というのは恐らく古今東西同じだと思うんですが
この2~3年、コロナの影響もあって
これまで読んでなかった漫画などを
大人買いどころか、おじいさん買いぐらいした結果
ほとんど読みたいものがなくなってきた
さらに、私が登録している電子書籍のサービスは
登録をしておくと勝手に新刊を買っていくので
きがつけば読んでいない漫画が10冊とか20冊になっている
いくらマンガが好きでも、これを読むのは本当に苦行だ。
でも、例えば、正直ベースなんですけど
批判を恐れずに言いますけれど
「ONE PIECE」
ってマンガ、あるじゃぁないですか。
私読んだことはなかったんですけれど
私の友人の男女とも「このマンガが今までで一番好き」という人が
余りに多いため、読み始めたんですけど
気がついたら100巻超えてるんですよね...
で。
初めの頃はそれほどこってり描き込んでいなかったんですけれど
マンガあるあるですが、連載を重ねることに作家さんの画力が上がり
そのせいか、1ページ1ページ、1コマ1コマの描き込みのレベルが
ハンパ無いんですよね...
で、正直読んでいて疲れるのと、書き込み度合いが高すぎて
もう、セリフとか、横の注釈で
「●●勝利」
とか書いてくれないと、最早どちらが勝ったかすら把握できない状態。
さらに言えば、HUNTER×HUNTERと同様で
各地でいろいろな人が闘っているため
どこの誰がどこでどうなっているか
ちっとも理解できないんですよね...
ああ、歳を取ったよな。
イメージ、テレビで方言のママしゃべるおじいちゃんとか
おばあちゃんのしゃべっている言葉を
多分日本語なんだ、ということは理解できるんだけれど
字幕がないと理解できない、というのと感覚が似ている。
もう、ONE PIECEも1コマ1コマ、どっちが勝ってる、負けてると
説明してくれないと付いて行けなくなった。
と、書いていてハタと思い出した。
まだ実家で暮していた時に母親とスター・ウォーズとか
その他の推理小説を映像化したドラマなど
やや複雑な映画やドラマを見ている時に、母親から
「これ、善い人?悪い人?」
とよく聞かれたことを。
「そんなのも分からないでみてんの?」
「だって映像がどんどん変わって、難しくて着いていけない」
と、はははさみしそうに言ったことを。
でも、このときの自分の言葉が51歳になった私にそのまま突き刺さっている。
母親のその時の私への質問は、私のONE PIECEの感想そのままだ。
嗚呼、マンガを読んで自分が年老いたことと
もう少し、親孝行しなければならないと思った
週の初めでした。
さあ、出社前に走ってくるか、な。
老化防止、筋肉貯金ぐらいはしておこう。
今日もよろしくお願いいたします!