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【クレオパトラ】
  • 新村ブログ《油売りのひとりごと》

今日は連載の原稿はちっとも良いネタを思いつかないんですが
雑感の方では結構な数、神が降臨したので
在庫が少し増えましたよ。
原油とかガソリンとかも、神が降りてきませんかね...

さて。

仕事でインターネットを使っていると
いろいろな広告が出てくる。
別にやってる訳じゃないんですけど
三國志とか、信長の野望の亜種が相当表示される。

当然ですが映像的には非常にカッコいいし
出てくるお姫様は美人だ。
当然、ここに出てくる武将がダサメンで
お姫様もがっかりな見た目だったら
全くゲームをやる気がしなくなるからだろう。

でも、実際はむしろかっこ悪いけど強い武将とか
美人じゃないけどお姫様、という人々が歴史を作ってきたわけで
衝動的な理由で歴史が動いた訳じゃないんだろう

と、いったどうでもいいことを思うとき
いつも思い出すのが「クレオパトラ」と「楊貴妃」である。
紀元前、古代エジプト・プトレマイオス朝のファラオ(女王)である。

彼女はプトレマイオス朝最後のファラオで
彼女の鼻がもう少し低かったら歴史が変わったかもしれない
って言われるぐらいの美人だったらしい。どんだけ美人だよ。

よく、「世界美人ランキング」ってネットで出てきますけど
毎年1位になるような人を見ても、決して歴史が変わるような感じはない。

で、ちょっと調べてみました。
この頃のローマ方面の世界史はナントカ2世とかキングザウルス3世とか
全く頭に入らない名前の人達ばかりなので、本当に覚えてないんですよね。
間違ってたらすみません。

で、ざっとまとめると以下のような感じ。

クレオパトラは共にエジプトを治めていた
弟のプトレマイオス13世にエジプトを追い出され
ジュリアス・シーザー(カエサル)の力を借りようと接近
シーザーも籠絡されて、クレオパトラにお願いされるまま
プトレマイオス13世を倒してエジプトの女王に返り咲く。

次に、シーザーがブルータスに暗殺されると
未亡人になったクレオパトラに
マルクス・アントニウス(シーザーの死後、三頭政治の一頭として権力を
握っていた)が接近、彼は奥さんが居るにもかかわらず
クレオパトラの美貌に籠絡され結婚

ただ、この人の奥さんはオクタビアヌス(シーザーの姪の息子)の
お姉さんであり、怒ったオクタビアヌスにエジプト軍が滅ぼされる

一番苦手な古代ローマ前後の世界史ですが恐らくこんな感じかと。
間違ってたらすみません。

1人の女性を巡って戦争が起きて、国が滅びるって
どれだけ美人だったのか、という気もしますが
ものすごく冷静に考えると、
「女子の求めるままにエジプトを攻撃した」というよりは、
そもそも攻撃するつもりだったけれど
クレオパトラを攻撃する口実に利用した、というのが正確なんでしょう。
美人を巡って腹が立ったから攻撃して自国民の生命を脅かすってのは
まさに傾国ですから、さすがにない、と思いますけど。
でも口実に使われてしまうぐらい、美人だったんでしょうねぇ...

あ、楊貴妃も調べて書こうと思ったら余白がなくなった。
また明日以降、気が向いたら書きます。
う、雑感書くのに30分もかかってしまった...

暑いですね!
今日も1日、よろしくお願いいたします!