【外国人の日本語-その2】
- 新村ブログ《油売りのひとりごと》
昨日の雑感に、複数返信を頂いた。
ありがとうございます。
皆さんご指摘いただいたのは
「タイ語は女性と男性に差があるよ」
とのこと。
おぉ...そういえばそうでした忘れてました。
これも皆さんご指摘なさってましたが
駐在でちゃんとした語学学校に通わずに
いわゆるそういうお店で勉強した人は
女性っぽい話し方になるんだとか(苦笑)
いや、私も他人事じゃなくて
以前、シンガポールにいた時にタイに
しょっちゅう出張してたんですが
外訪に行かない間はお店のスタッフが対応してくれるので
そこでタイ語を女性から習った結果
意図せずに女性っぽいしゃべり方になっていたことがある
(習っていた、って言っても、ありがとう、こんにちは
私の名前は●●です、ぐらいの話)
あれも指摘してもらっていなかったら
「あの人は、黒崎検査官とおンなじねッ!!」
って思われていたかもしれない。
でも、この国以外もあるんだろうか?
周辺国にも出張したことあるけれど
女性言葉、男性言葉って聞いたことないけどなぁ...。
じゃあ、なぜ、タイだけそうなったんだろうか?
ちょっと調べてみると
ここまで明確に性差がある言語は日本語ぐらいで
その他の国は「多少はあるもののほとんど差異がない」
ということらしい。
全くないというわけではなく、韓国語や中国語でも
微妙だけれどあるらしいですよ。
なんでも、日本語の男女性差についての研究論文もあるぐらいで
実は結構奥深い話のようだ。
知らない間に男言葉、女言葉になっていきますが
LGBTの話がもはや当たり前の時代だからなのか
そのせいかどうかもよくわかりませんが
日本語も「中世的な言葉遣い」にだんだん若者はなってきているようですよ。
半沢直樹シーズン3が始まる頃には
黒崎検査官も中性的にしゃべらなきゃならなくなるんですかねぇ。