CONTENTSコンテンツ

【お取り寄せ】
  • 新村ブログ《油売りのひとりごと》

お取り寄せで、「鳥を一羽丸ごと(ガラ付き)」というのがあった
基本、カミさんのほうが料理が上手いので
自分で肉の処理をしないため、買ってもいいか確認したところ
「なんでも挑戦だ」ということで許可が下りたので買ってみた。

で。

でも、鶏じゃなくて、シャモなんですよね。
鶏に比べて身がぎゅっとしているらしく
しっかりかむと美味しいらしいですが
焼いて食べると固くなるらしいので
鍋にすることになった。

まぁ、坂本龍馬もシャモ鍋を食べてましたからね
やっぱり鍋なんでしょう。

で。

やってきました、シャモ。
それを見ているだけだと、ただの鶏肉ですが
身肉は確かにしっかりしていて美味しそう。
ただ、そうなのか、と思ったのが
当たり前なんですけど、レバーとか、砂肝とか
内臓の量が非常に少ないこと。

よく、スーパーで売ってるレバーとかは
もっと大きくて、大量に入ってるんですが
トリ1羽に対してレバーは1個ですので
当たり前といえば、当たり前なんですが
いかに、普段の生活が消費者にとって便利になっているか痛感しました。

結局レバーは娘が食べないので
息子が大半を食べ、カミさんと少しずつ食べましたが、美味しかった。
なにせ1個を分けてますからねぇ。

鶏の肉自体も美味しくて
肉が苦手な娘もものすごい食べてましたよ...
と、思うとまた頑張って買おうかな、と思う次第ですが
処理が大変なので、カミさん嫌がるだろうな。

で、その翌々日だったか
夕飯に水餃子が出てきた。

全員、「味が薄い」と醤油を足している
それを見ていたカミさんの機嫌がロコツに悪い

「この、鶏肉は美味しいね!
 何か特別な肉?」

カミさんは無言だ。

「どうしたの」
「...」
「何かあった?」
「その、味が薄いと言っているスープは、私が3時間煮込んで取った
 シャモのガラからとったスープなんだけど」
「それに、その肉はハナマサで買った肉なんですが」

いや、美味しい、って言っているのは
気分だけなのかもしれないです...