みずほ銀行様主催のセミナーに新村がパネリストとして参加しました。
- セミナー講演
昨日はセミナーダブルヘッダーで、みずほ銀行さんの事業法人様向けセミナーでパネリストを務めさせていただきました。
みずほ総研の井上さんと、みずほ銀行の商品トレーダーでエネルギーと非鉄金属を担当している野村さんとディスカッションさせてもらいました。
結局、OPEC総会の話が中心になりましたが、基本は景気は減速するので価格に下落圧力が掛かる、というのが弊社の見通しでしたが、みずほさんは比較的強気の見方をしているのが印象的でした。
現在、企業の多くは来年度の予算策定の時期にあると思いますが、「見通しを当てきること」が不可能であることから、「見通しが当たらない場合にどうするか」もっと言えば「想定している価格が上下に振れた時、あるいはその振れに備えるために何を行うべきか(いわゆる火事になる前に保険に入る議論)」という、価格リスクマネジメントの重要性に関して主張させてもらいました。
例えば「来年の原油価格は60ドルで予算を設定しました」といった場合、消費者のケースだとも4月以降の価格がこの水準を超えてしまうと「何もできなくなる」わけです。予算にバッファを設けて高めに設定することも「何もできなくなるリスクを回避するために必要」と考えることも必要ではないでしょうか。
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