みずほ証券様主催のセミナーで新村が講演しました。
- セミナー講演
今日はみずほ証券のお客様向け（投資家向け）セミナーで解説してきました。
昨日今日で話は変わりませんので今までの講演と内容は同じですが、OPECは減産を実施する見込みですが、むしろ「減産しません」というリスクもある程度織り込んだ方が良いのではないかというお話をしてきました。
規模は小さいですがカタールがOPECから脱退したことは、「OPECの結束」に揺らぎが生じていることを意味します。背景にはMBSの強硬姿勢による経済悪化にカタールが耐えきれなかったことがあります。もしこれでイランやイラクもOPECから脱退ということになれば、原油市場は景気後退時に急落、回復時に足りなくて暴騰、という変動性の高い市場に転換してしまうでしょう。サウジはそのリスクも織り込み、OPEC消滅後のシミュレーションを始めているわけです。
詳しくは、明日のモーサテで解説しますが、減産が実施されれば原油価格はとりあえずサポートされることになると見ています。
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