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ラジオNIKKEI「マーケットトレンド」に新村が出演しました。
  • メディア出演

ラジオ日経での解説終了しました。

3ヵ月に1回ほど商品市況の解説をしていますが、今回は2019年度の商品相場見通しです。基本は、循環的な景気の減速(悪い意味での減速ではない)を受けて秋口にかけて減速し年明けごろから反転して緩やかに回復、というのが希望的観測も含めた今後の見通しになります。
これに、政治要因や地政学的リスク、固有の需給動向が加味される形です。

まず、英国と米中貿易交渉は、正直どう転ぶか分かりません。最悪の事態を想定しておくのがリスクマネジメント上では重要になります。

恐らく原油については「景気がまだ後退しない中でのOPEC減産継続」ですので6月頃までは強めに推移すると見ますが、ベネズエラやイラン、リビアの情勢不安がこれに拍車をかける可能性があります。この場合、原油価格高騰が下期以降の景気後退を深くする可能性があるので要注意です。

非鉄金属はインドやインドネシアからの供給途絶と、中国の対策期待でベンチマークである銅が強く、その他の金属も追随でしょう。ですが、基本的な見通しは原油と同様です。

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