日経CNBC「デリバティブマーケット」に新村が出演しました。
- メディア出演
日経CNBCでインプライド・ボラティリティが上昇している商品動向について解説しました。
足許、ボラティリティが上昇している商品の中で特に注目されるのが、ロシア・ウクライナ関連商品です。
マネーの羅針盤でも解説させていただきましたがロシアは重要な資源を供給している資源国です。
但し今のところ欧米ロシアとも「大人の対応」をしているので価格の変動性の上昇は、メインシナリオではそろそろ落ち着くと見られます。ですがパラジウムに関しては南アフリカ情勢も不安定なため、しばらく高止まりが続くでしょう。
今年は特に新興国のリスクが満載です。もちろん米国・中国の景気後退懸念が一番のリスクではあるのですが、新興国動向からは目が離せない年になりそうです。
※尚、今回の解説でロシアのパラジウムの生産シェアを3割と解説していますが、これはスクラップ等のリサイクル品を含めた場合の総供給量に対する、ロシアの鉱山生産シェアを紹介しています。鉱山生産におけるシェアであれば、ロシア+南アフリカで約8割となります。