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【古本-その8】
  • 新村ブログ《油売りのひとりごと》

実家の荷物を整理していたら
あの、伝説の「タイの楽しいご旅行は」で出てくる

「死のパラセイリング」

の写真が出てきた。
明らかに着陸時にタイ人が駆け寄ってきているのがわかる写真
やはり、危機だった

さて。

実家の引っ越しに伴い古本のほかに
昔の写真が大量に出てきた
見てみて思う
全く写真のセンスがないことを

今、初めて分かるがそこには「こちらを向いている」
人間が写っていなければ全く意味がないが
写っているのは誰も写っていない建物(絵葉書で十分)
ピンボケのこっちを向いている写真
または、顔が半分切れている写真

ばかりだった。
イコール、懐かしいものの、完全に不要なものである。
しかし、私が写っているものは非常にきれいなものが多い

おお。

これは被写体がいいのではなく、撮る人が上手だっただけ
であることもよく分かったよ...
ということで、取った写真の50分の1程度をデジタル化することにし
後は残念ながらなかったことにすることにした。

で。

そろそろ終わりかな、と思ったら
本棚の上の方に

「ウルトラマン大辞典」

というのがあった。
あぁ、これ。
小学生の頃に竹書房から出版された限定品で
2万円もするシロモノだ。
当然そんなお金はなかったが
死ぬほど父ちゃんと母ちゃんにお願いし
お手伝いもし
小遣いもはたいて買った品だ。

でも、重くてデカいんですよね。
しかも開いたのは2回程度。
カミさん、息子、娘ともども興味なし。

と、いうことでこれもブックオフに持ち込み。
さすがに保存状態もよく、いわゆる「美品」なので
1万円ぐらいの値段が付くんじゃないか?
と、思って期待に胸を膨らませて持っていったら

70円...でした...

ジュースも買えないよ。
麩菓子3本ですぜ、旦那。
世の中は需給バランスで決まってますが
そこまでニーズがないのか、おい??

で、ヤフオクで見てみたんですが
出品もありませんが
値段がついているケースは皆無でした...
教訓として、「今、俺、これ集めちゃってんだよね」って
興奮しているときが一番高いときで、一番出費しているときで
もう売ろう、って思っているときは最安値ってことですね。
つまり、コレクションものは自分がそれを保有することで満足していない場合
必ず高い確率で損をするもの、ってことです。

200枚ぐらい溜まってる50回のテレホンカードもどうしよう。
あの、丸善(柔道部の友人)に超お願いして売ってもらった
斉藤由貴のカルピスのテレホンカードも
500円で売れればいいほう、なんだろうな...