【迷子-その2】
- 新村ブログ《油売りのひとりごと》
うおおおおおおおおッ
眠い
さて、昨日の続きです。
さて。
とにかく周辺の目印になるものの写真を撮って
送ってくれ、という友人たちからの指示。
「いや、この看板で合ってるよ」
「道が舗装されたからわからなくなっているんじゃぁ?」
じゃあ、もう一度...
いや、何回走ってもペンションのところは草むらのままだ。
新車なのに、コスってしまう可能性もあって
さらに崖から転落しそうな危険な道路でUターン繰り返し
メインの通りに戻る。
この宿泊施設がある地域に車で東京から車で1時間半かかったが
着いてからすでに1時間半が経過している
家を出てから3時間である。
ふと、思い出す。
昔々ある所に1人の旅人が、
一晩の宿を求めてとあるお寺を尋ねました。
出てきたお寺のお坊さんは
「おうおう、それは可哀そうにここに泊まっていらっしゃい」
といって快く宿泊を認めてくれた
そればかりか、夜は見たこともない大きな鯛やお酒など
お坊さんはその旅人を精一杯もてなしたのでした。
お腹が一杯になった旅人はそのまま眠ってしまいました。
ところが翌朝、目が覚めると止まっていたはずの寺はなく
ふかふかだった布団は御座と藁
美味しい美味しいといって食べていたのは
馬の糞だったのです。
「ああっ!!狸に化かされた!!」
最後に気が付きましたが後の祭り...的な話。
いや、本当に元々ペンションがあったところは
草むらになってるんですよ。
ここを行けばいいのか?と思って先に進むと...
(続く)