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【きゅうり-その2】
  • 新村ブログ《油売りのひとりごと》

きゅうりの話を書いたら
読者の方から情報を頂いた。

ネットで探してみると、「きゅうり嫌いは遺伝する」らしい。
細かいところはよくわかりませんが
TAS2R38という苦みを感知する遺伝子があり
PAVとAVIの2つのタイプに分かれるらしいんだが
PAV型の人がきゅうりなどが苦手なんだそうだ
さらに、このタイプの人は通常の人よりも苦みに敏感であるため
苦みを打ち消そうと、通常の人の2倍ぐらいの塩を
採ってしまう傾向があるんだそうだ

これ、全部ウチの子供に当てはまるんですよね...
いや、こんなこと知らなかったので
ただの子供のワガママ、と思っていましたが
身体的にそうなら仕方がない
昔、きゅうりが食べられずに
家にあった土蔵の蔵に押し込められていた兄貴も可哀そうに
私も、先天的なきゅうり嫌いが幼少の頃に顕在化していたら
親に厳しくされていたんだろうな

と、思うと、子供が嫌だ、食べられない
といっているのはそれなりに理由があり
もうちょっとキチンと勉強して接してあげるべきだったのでは
と、思うわけです。
そうすれば、こんなに来る日も来る日も怒られなくて済んだのに。
まったく、無知とは恐ろしいものです。

塩分過多にならないよう
この化学的な背景を子供には伝えよう、と思いました。