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【セミナー】
  • 新村ブログ《油売りのひとりごと》

昨日は大阪大学栄誉教授の
関谷先生にお声がけ頂き、
PE研究会で講演させてもらいました。

この会は、印刷技術などを含めた
現在の先端技術開発動向を紹介する会なんですが
なんでそんなところで新村ごときが...と思われるかもしれませ
んが
先生は常々、

「研究開発もコストが大事。
研究者ももっと経済のことを知ったほうが良い」

と、おっしゃっており登壇に至ったわけです。

皆さん、大変興味を持って聞いてくださいました。
沢山ご評価いただいたんですが、正直研究者の方の
研究レベルに比べればワタクシの分析なんて
小学生と大学生ぐらいの違いがありますが
小学生なりに、伝えたいことは
伝わったんじゃないかなと思います。

色々な反応を頂きましたが、
業績が厳しくなると確かに研究開発費が削られるよな...
それは会社も国も同じで、確かに業績の悪化が
市場の変動でもたらされるなら、
そこは何とかしたほうが良んじゃないか?
なんでウチの会社は何もやっていないんでしょう?
あれ?なんかやってるのかな?よく知らないな。今度聞いてみよう。
というご意見が結構多かったのは驚きとともに
やっぱりそうか、という印象を受けました。

結局、その辺の重要性って伝えているつもりで
十分に伝わってなかった、
いや、まだ伝わっていないってことなんですよね、多分。

市場動向を知ることや、価格変動を制御することは
「相場で儲けようとしている人がすること」で、
それ以外の人は関係ない、と思われているんですよね。
でも、業績に影響が出るので素材やエネルギーを
使っている企業であればそこは無視できないはずなのです。
もちろん、そんなことは直接関わっている部署でないと
意識することはないと思うんですけどね。

市場の構造や値動きが今までとは違う
(といってもこういう状態になってからもう20年近く経つ)
ので、市場リスクの制御は
重要な経営課題になってしまったと思うんですけどね。

もっと頑張って色々なところでお話させていただかなきゃな。
すみません、本当に雑感でした。

今は東京に戻る新幹線でこのレポートを書いてます。
今日は大学のOB会。
学生さんともたくさん会うので、いろいろ話を聞くのが楽しみです。