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【蛙化現象】
  • 新村ブログ《油売りのひとりごと》

蛙化現象って言葉を初めて聞いた。
割とZ世代の女子の間では使う言葉らしい。

カエル?

なんだろ。全く想像が付かない。
僕ら世代だと、カエルを使った格言的なのは
日本はこのままゆでガエルのようになってしまう
的なのはありました。
ゆでガエルの説明は

「変化に気がつかずに致命的な結果になる」

ってものの例えですけれど
気がつかずにとんでもない状態になることを指すのか?
いや、蛙化現象なので、「ゆでる」ところまでは出てこない。
即ち、別の表現のはずなのだ。
どうも見ていると恋愛に関連する言葉らしいが
若い人の恋愛の話になってくると最早良く分らないので
済みません、グーグルとかウィキペディア見ました。

そしたらですね。

「蛙化現象とは、好意を抱いている相手が
自分に好意を持っていることが明らかになると
その相手に対して嫌悪感を持つようになる現象を指す。

好きだった相手が生理的に無理、と思うほどの「逆の感情」
になることから、グリム童話の「かえるの王様」に例えて
蛙化現象と呼ぶ」

らしい。
うろ覚えですが、グリム童話って最後にカエルが王子になって
結婚してめでたし、って話のはずでしたが
これ、時間を遡って「蛙化現象」ってことなんですね。なるほど。

最近ではもっと端的に「交際相手の嫌な面を見て幻滅すること」を
蛙化現象と直接的に表現することも増えているらしい。
これ、ちゃんと調査している人もいるらしく
ウィキペディアによれば2020年時点で「学術的な研究」は
行われていないらしい。

これ、きっと日本中のどこかの誰かが使い始めて広がった訳ですが
女子の共感力のなせる技、でしょう。

いや、ちょっと前に「激おこぷんぷん丸」がありましたが
あれは「花のピュンピュン丸」が語源ですが
結局女子が気に入って使うと広がる訳です。
結果、ピュンピュン丸が広がってるようなモンです。

ちなみに、花のピュンピュン丸の原作は
恐怖新聞の原作者である、つのだじろう先生ですよ。

そう言えば、大学生の頃、先輩が「ハラヘリンコフ」って言っていた。
説明すると、お腹が減ったことを指す言葉ですが
だんだん省略されて、最終的には「コフ」まで省略された。
ちょっとお腹が減っている場合は「プチコフ」
すごくお腹が減っている時は「チョコフ」まで発展し
サークルでは普通に使われていたが、きっと今は使われているまい。

と、思ったら、サークルの先輩の娘がたまたま娘の同級生なんですが
ちょっと前に「プチコフ」って言っていたらしい。
いや、これ、広がったらその先輩が語源です。
広がりませんかそうですか。

今日も1日よろしくお願いします!