CONTENTSコンテンツ

日本通貨当局介入?でドル安・ドル建て資産価格上昇
  • MRA商品市場レポート

2024年4月30日 第2704号 商品市況概況

◆昨日の商品市場(全体)の総括


「日本通貨当局介入?でドル安・ドル建て資産価格上昇」

【昨日の市場動向総括】

昨日の商品市場は上昇する商品が目立った。日本市場は休場だったが、恐らく日本の通貨当局が為替市場で介入を行ったとみられ(財務省はこれを否定)、円高・ドル安が進行、ドル指数も連れ安となったため、ファイナンシャルな面で水準を切り上げる商品が目立った。

先週末に発表された米個人所得は前月比+0.5%(市場予想+0.5%、前月+0.3%)と先月から伸びが加速、支出は+0.8%(+0.6%、+0.8%)と前月と同水準の伸びを維持したが、市場予想は大きく上回った。インフレ考慮後の実質支出も+0.5%(+0.3%、+0.5%)と消費は堅調。

より注目が集まっていたPCE価格指数は前月比+0.3%(+0.3%、+0.3%)と市場予想通り、前月比の伸びも維持された。しかし、前年比は+2.7%(+2.6%、+2.5%)と伸びが加速している。足下のエネルギー価格の上昇が影響したと考えられる。

一方、より重要なコア指数は前月比+0.3%(+0.3%、+0.3%)と横這いだったが、前年比+2.8%(+2.7%、+2.8%)と市場予想を上回った(続きは有料レポートの「本日の見通し」をご参照ください)。

この統計をみるに市場が想定しているよりも米景気は堅調であり、高金利政策を維持する必要がある可能性は高い。

やや違和感があるのが、中国の景気がよくないものの、非鉄金属価格が高騰している点。投機的な買い圧力が強まっていることが背景にあると考えられるものの、それにしてもやや強すぎな感は否めない。


本日の見通し、昨日のセクター別動向と本日の見通し、マクロ見通しのリスクシナリオ、本日のMRA's Eye、主要ニュース/エネルギー・メタル関連ニュース/主要商品騰落率/主要指数/市場の詳細データPDFは、有料版「MRA商品市場レポート」にてご確認いただけます。
【MRA商品市場レポート】について