CONTENTSコンテンツ

米統計改善でリスク選好 軒並み高
  • MRA商品市場レポート

2024年1月31日 第2640号 商品市況概況

◆昨日の商品市場(全体)の総括


「米統計改善でリスク選好 軒並み高」

【昨日の市場動向総括】

昨日の商品市場は、軒並み上昇した。昨日発表された米コンファレンスボード消費者信頼感指数は、足下の米景気が良好であること、同時にインフレ懸念が後退していることを確認する内容だったため、ゴルディロックス的に物色される商品が目立った。

特に米国時間に入ってから上げ幅を急速に拡大する商品が多く、非鉄金属は流動性の高い銅やアルミが上昇、錫などは下落していたことから、やはりこれまでポジションを落していた(ないしはショートを積み上げていた)ファンド筋が、商品に買い戻しを入れたと考えるのが妥当ではないか。

また、中東情勢不安に加え、サウジアラビアの生産増強計画見送りなど「価格が上昇するときに結束しやすい」OPECプラスの動きが確認されていることもエネルギー価格の上昇を通じて、商品価格全体を押し上げた。

ただし、昨晩発表のJOLT求人も想定外に良い内容であり、原油価格に対する説明力が高い求人・失業レシオは上昇しており、原油価格やコア物価指数の上昇圧力となる可能性がある。

基本、インフレは鈍化しているためその流れに大きな変化はないと考えられるものの、この状況ではそう簡単に米国が利下げができる訳ではないことを意味しており、今晩のFOMC次第では再び水準を切下げる動きになってもおかしくない。


本日の見通し、昨日のセクター別動向と本日の見通し、マクロ見通しのリスクシナリオ、本日のMRA's Eye、主要ニュース/エネルギー・メタル関連ニュース/主要商品騰落率/主要指数/市場の詳細データPDFは、有料版「MRA商品市場レポート」にてご確認いただけます。
【MRA商品市場レポート】について