【スポーツビジネス】
- 新村ブログ《油売りのひとりごと》
今日は今年最後のモーサテでした。
しかし、毎度のことながら
寝坊するんじゃないかと怖くって
モーサテの時は、布団に入っていても
一睡もできないことが多いんですよね...
今日はトータル2時間ぐらいはまどろみましたが
かなり怖い夢を見て2回ほど目が覚めましたが...
さて。
オオタニサン、ドジャースですか。
年俸総額はなんと1,000億円超えとか。
1,000億円って売上じゃあなくて、額面ベースの給与ですからね。
税金を引けば500億円ぐらいなんでしょうけれど
10年500億円って、税引き後利益で50億円ってことで
ほとんど会社の利益ですよ...
でも。
改めて考えると会社の利益ぐらいの給与を提供できる
ドジャースってどんな球団なのか、イマイチよく分かっていない。
創設130年の伝統ある強豪チームってことぐらいは知ってますが
親会社ってどこで、誰が保有しているんだろうか。
ググってみると、オーナー企業は
「グッゲンハイム・ベースボール・マネジメント」
親会社は資産運用会社のグッゲンハイム・パートナーズっていうところ。
(https://www.guggenheimpartners.jp/)
運用総額は2,850億ドルって事ですから30兆円超の
資金運用してるってことですよね。
仮に信託報酬ぐらいの収益を得ているとすれば
0.5%~2%ぐらいなので、運用実績を反映しなかったとしても
年間3,000億円ぐらいは収入があるのか(相当ざっくりです)。
そうだとすると50億円って言うのも全く払えない金額じゃないんだな...
うーん。
ただ、これぐらいの資金力がある企業がごろごろあって
米メジャーリーグで球団を保有してるんですね。
で、あればこの高額年俸も納得です。
けれど、ちょっとデータを調べて見ると
日米の野球市場規模に関してコメントしているサイトを見つけて
結構、へーっと思うと同時に、これじゃ日本はまずいなって思いました。
(https://www.itmedia.co.jp/business/articles/2303/15/news209.html)
1995年の頃の日本の野球の市場規模が900億円だったのに対して
米メジャー球団は日本の倍以上あるのに、市場規模は1,500億円程度と
むしろ日本の方が市場は相対的に大きかったようです。
それが2018年には日本は2倍の1,800億円になりますが
米国は1兆5,000億円と、10倍になってるんですよね...
さらに、サッカーについても
1990年代は英プレミアリーグよりも日本のJリーグの方が
1クラブあたりの収入は多かったようですよ。
この差はやはりこの失われた30年の影響が大きいようです。
当然、選手の給与も下げられます。
外国人選手は制限されていますが、年俸低いと
すごい選手は日本に来てくれないですよね。
結局、お金が入るところには良い選手が集まり
良い選手が集まるスポーツには観客が集まる...
という好循環が生まれるって事ですよね。
これから日本は、マイナースポーツも含めて
もっとスポーツビジネスに力を入れて行った方が
いいんじゃないか?って
今回のオオタニサンの年俸の問題を見ていて思いました。
おお。
雑感らしく、暗い仕上がり。
本日は雨ですが、今日も1日よろしくお願いします!