【弥助】
- 新村ブログ《油売りのひとりごと》
リトル・マーメイドの実写版
かなりいろいろな方面でいろいろな意見が戦わされましたが
まあ、多様性を許容するという意味では
これまでのイメージとはだいぶ違いますけれど
これはこれで、まぁ、良いんじゃないですかね。
でも。
この類いの話になるといつも思うんですけど
日本の時代劇とか、童話を元にした映画や作品を作る時も
「日本人以外が出ていない」
って話になって、外国籍の方を
使わなければならない時代がやってくるんでしょうか。
大岡越前とか、それこそ桃太郎とか
いやぁ...
ちょっとイメージ沸かないなぁ。
もちろん、日本の歴史を振り返ると
要所要所で外国人が登場していますけど
圧倒的マイノリティなのでさすがに違和感がありますよね。
そう。比率が低すぎるので、他国の人が演じる事に
すごく違和感を感じる訳ですよ。
これが、例えば5人に1人ぐらいが外国の人
という状態だったら、外国の人が侍や忍者を演じても
違和感はないと思うんですよね。
と、歴史を振り返ると「弥助」を思い出します。
弥助はそもそも宣教師の護衛として日本に来ましたが
その武術と力の強さに惚れ込んだ信長が
武士の身分に取り立てるんですよね。
こう言うところって、信長はすごいよなと思います。
実力主義というか。秀吉も身分に関係なく取り立てられましたし。
で、ウィキペディアで見て見ると
「イエズス会日本年報」には、信長がゆくゆくは
弥助を大名に取り立てようとしていたという記載があったらしいです。
(ちゃんと確認してません)。
でも。
そうなると黒人の大名が誕生し、そうなると恐らく海外から来た人を
部下に抱えたり、城下町に置いたりすることもフツーになり
今とは全く違う国になっていたかもしれません。
そう。
信長が本能寺の変で明智光秀に打たれなければ
今の時代劇の映像も、今とは違った形になり
黒澤明の七人の侍も違う趣になり
元に戻ってディズニーが今は権利を保有する
スター・ウォーズも、全く趣が異なる映画になったんじゃないでしょうかね。
と、実写版に焼き直したディズニーの映画は
個人的にファンだったエマ・ワトソン主演の美女と野獣は見ましたけど
それ以外は見てないんですよね。
でも今回リトル・マーメイドは取りあえず見て見ようかな。
と、雨の週末、憂鬱ですが
安全に気をつけつつ、良い週末をお過ごしください。
今日も1日よろしくお願いします!