【死のドライブ】
- 新村ブログ《油売りのひとりごと》
ちょっと前に事故にあった(遭いかかった)話をした。
いずれも基本的に軽微なものであるが
同じ月に起きたので本当に大変でしたよ。
で。
また運転中の話なんですけど
ずいぶん前ですが、本当に恐ろしい経験をしたのを思い出しました。
何があったかと言いますと
車の中の空気がよどんでいたので窓を全開にしたんですよね。
それで車を走らせていたところ(首都高)
そしたらですね、開けてしばらくしたら
車内で何かが飛び上がったんですよね。
外から飛び込んできたものではない
具体的には後部座席から何かが飛び上がったんですわ。
見ると、「スズメバチ」らしいんですね
運転中だからはっきり見えないけれど
どう考えても危ない状況
運転しながらハチをよける必要が出てきます
たまたまハチも窓が開いているせいか
攻撃警戒音を出さずに車内を飛んでいたが
窓が開いているので「外から風が強い」のかまったく外に出ず
私がよける目的で体を前に倒した所で
運転席のシートの背中のあたりに止まった
ハンドルを握っているから外に追い払うこともできず
浮かせた背中をシートに着ける訳にもいかない
手で払うことも当然できない。
しかも高速道路。
止まろうと思っても止まれる場所がなく
急に止まったら事故確実である
思い切ってシートに座ってハチを潰すか?とも思いましたが
以前、子供がサッカーをしている時に1匹スズメバチが飛んできて
それを「木のサンダル」で踏み潰そうとしても
全く潰れず、死ななかったことを思いだした
それに仮にこのシートにフェロモンが付いたら
その後、車が止まってもハチが大群で来るかもしれない
というか、多分その前に刺される。
刺されたら恐らく運転どころじゃなくて、今度は救急車ですよ
これ、どっちにどうなっても病院送りです。
と、思って運転中、危ないながらもシートの背後をチラ見すると
スズメバチはシートの下の方に移動しようとしている
まずい状態なので恐ろしいですが
シートから尻を浮かせて半分立ったまま運転した
(↑よくこんな曲芸のようなことができたと思います)
でもハチは落着いて全く出ない。窓からの吹き込みが強いのだ。
ちなみに窓を開け閉めするようなゆとりは全くない。
また、アクセルを踏むのも、ブレーキを踏むのも
力加減が全く分らずこのままだと確実に事故が起き
誰かを殺すか自分が死ぬかあるいは両方か
という本当に危機的状態。
そうしたらたまたま車の流れの速度が落ちた
(この速度を落とすのもほとんど曲芸)
これによって外からの風量が減ったからか
「たまたま」ハチが出て行ってくれた
はああああああああああああっっっ!!!!!
300%、死を覚悟してました。
しかもそのとき乗ってたの私だけだし。
このとき以来、思いましたが
1.樹木の近くに車を駐車しない
鳥のフンとか樹液が付くから樹木の所はダメと教わりましたが
もっと恐ろしいモノが入ってきます
2.その際、換気目的で窓を少しだけ開けておくといったことは絶対にしない
3.運転前に車内に虫がいないか確認
が重要で、もう、ハチが乗っていたら窓を開けて
出て行くのを待つしかありません。
まだハチが飛んでますので、運転中のハチにはくれぐれもご注意を!