【アドベンチャー本】
- 新村ブログ《油売りのひとりごと》
とある事情で、今使っているインターネットの契約を
一時的に別の住所に移すことになった
ただ、インターネットってホントによく分らないので
電話して確認することにした。
できることならば電話番号は変えたくないので相談したところ
「そこの地域ならば、電話番号は変わりません」
とのこと。おお、それは助かる!
と、思い、手続きをお願いした。
数日後、開通手続きなどの連絡が来て準備万端と思っていたところ
ぴらっと、
「同じ電話番号が使えないので別の番号になる手続きを進めております。ご了承ください」
と、いった内容の手紙が送られてきた。
おいおいおい、番号変わらないって言ったから
この手続きにしたのに、どういうこと?
ご了承できないんだけど。
と、思って電話で問い合わせる。だってご了承できないもの。そうすると、
「ネット上にほとんどの件が書いてあるからそっちを見てください」
「人工知能が質問に答えます」
と、ネットの方にしつこく誘導される。
私の場合、結構特殊な例なので、ネット上に適切な例がない。
というか、どういう手続きをすれば大丈夫なのかが分らない
なので電話で話をしたいのだ
しかし、あらゆるパターンを試しても
必ず、最終的にはオペレーターから折り返し電話する
電話の時間は予約制で、こちらが指定する
ネットでほとんど全ての手続きができます、とまたネットに誘導される。
子供の頃にやった「アドベンチャー本(知ってます?)」と同じように
主人公が死ぬ時に行くページに行ってしまったのと既視感だ。
例えば
230ページに以下のような選択が書かれているとする。
「目の前にひかる石が落ちている 1.拾う、2.見過ごす、3.投げる」
1.を選択すると、「石が光り出した → 300ページに飛べ」
2.を選択すると、「あなたは光る石を見過ごし道をそのまま進んだ。
そうすると向こうの方から光る物体が飛んでくるのが見えた → 250ページに飛べ」
250ページ 「光る物体に目をこらすと、それはドラゴンだった。
ドラゴンは口を大きく開けて火を吐いた! → 300ページに飛べ」
3.を選択すると、「あなたは石を投げた。そうすると石が光り出した → 300ページに飛べ」
300ページ 「あなたは体が燃え上がり、死亡した」
という感じの結末を迎える。
自分の中ではこの230ページは「ゲームオーバーのページ」であり
230ページに行くと、何も読まなくても「終った」と即座に分る。
なんだか、これと同じ気がするんですよね...
結局、いろいろやったんですけど、ネットで作業しました。
でも、これ、ちゃんと登録されているんだか分らないので本当に不安。
嗚呼。
自分は本当に近代化に対応できない人間なんだ、と実感しました。
ホント、インターネットの接続とか苦手。
しかしこのあたり、なんとかならんもんですかね。高齢者向けに。