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【スーパー】
  • 新村ブログ《油売りのひとりごと》

この前、カミさんに頼まれてスーパーに行った
週末ということもあって結構な人手
ちょっと前はこの感染者数だったら外出なし
ぐらいの勢いだったはずだけど
なんとなく日常が戻った感じがします。

で。

久し振りなんでいろいろとみていると
保存食品のコーナーの横に

「ポップコーン」

が置いてある。
調理してあって、味がついている袋入りのやつじゃなくて
あの、アルミ製の小さいフライパンみたいなやつで
コンロにかけてポップコーンを作るやつだ
娘が喜ぶかなと思って考えていたところ
目の前にいた小さい子(3歳ぐらいが)がダダをこねだした

「ポップコーン、ポップコーン!!!」

好きなんだろう、この弾けるやつ、買いたいんだろう

「ダメでしょ、この前やったばっかりなんだから」

ニベもなく断るお母さん。
まぁ、ポップコーン食べると結構おなかが膨らむので
夕飯がはいらなくなるから、きっとお母さんは嫌いだろう。

「ポップコーン、ポップコーン!!!」

叫ぶ娘、遠ざかる母親。
私は「悪いな」と思いつつ、ポップコーンを手にしてかごに

「ポップコーン...」

私のポップコーンを見つめる女の子...
それを横で見ていた父親がすっと手を伸ばし
かごにポップコーンを入れた
女の子は満面の笑みだ

世の中のお父さんは娘には弱い。
おそらく、この家は後でお父さんが怒られつつも
平和を取り戻すことになるだろう。

しかし、スーパーでの買い物はこういったドラマがありますね。
ネットでほしいものをクリックしているだけだと
こういったドラマは無いですよねぇ...
ということで、世界の平和のために
もうちょっとスーパーに行こうと思います。

違いますかそうですか。