テレビ東京「モーニングサテライト」に新村が出演しました。
- メディア出演
モーサテでの解説終了しました。
今回は米国政治が専門の今村さんとみずほ証券の山本さんと同席しての解説でした。イラン問題は昨日のラジオ日経でお話した通り、イランに対する制裁強化で「なかったこと」になり、とりあえず終了しました。米国・イランという両軍事大国の衝突は回避するべき、という両国のスタンスが反映された形です。1980年の大統領選で、イラン人質事件の影響で再選できなかったカーターのことがトランプ大統領の頭にあり、「あり得ない選択肢の1つ」であるソレイマニ司令官殺害を決断してしまったようです。ただ、今回、「米兵が1人も死なないこと」がレッドラインとして設定されたため、今回のような偶発的な衝突による軍事行動のリスクの「程度」が切りあがったと考えられ、中東情勢は引き続きリスクといえます。地味に気にしているのが、トルコがリビアに派兵したり、シリア問題が継続している点です。イラン以外の中東・北アフリカのリスクも無視できない状態にあることは忘れてはいけません。