みずほ証券様主催のセミナーで新村が講演しました。
- セミナー講演
みずほ証券様の投資家向けセミナーで、2020年の商品市場動向見通しを解説してきました。
基本、1~3月に一旦相場は下押しし、4~6月頃に底入れして大統領選まで上昇、というシナリオです。ですが、景況感の底入れが見通しの前提となりますので、ダウンサイドのリスクは無視できません。また、OPECの余剰供給能力が実はそれほどあるわけではない可能性があり、景気が上手く底入れしたところで大幅に上昇するシナリオも想定されます。
印象的だったのは、セミナーの前半、みずほ証券の大橋チーフクレジットストラテジストが、「金利や株が景気の判断材料として使い難くなる中、景気の動向を比較的正しく反映してくれているのは商品と(強いて言えば)為替ぐらい。投資家の方は、商品市場も注意してみておくべき」とおっしゃっていたのが印象的でした。