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BSテレビ東京「日経モーニングプラス」で新村が解説しました。
  • メディア出演

モーニングプラスでの解説終了しました。
調べてみたら昨年4月以来、1年振りです。

今日は銅の話です。昔から景気に先行するので「Dr.Copper」といわれ、景気動向を把握するための重要な指標の1つとされています。用途は電線や家電製品、自動車など、「電気を使うもの」にはほとんど用いられています。ですが、あまり日本では注目されていません。
銅価格の動向を左右するのは最大消費国である中国の動向でので、足元の中国の景況感を示す指標友言えます。ですが中国は2010年に人口ボーナスがピークを打っており、構造的な減速局面入りしています。
今後は、インドの消費動向が価格に大きな影響を与えることになるでしょう(世界景気の動向を左右する要因に)。20年ほど前の中国の銅消費は100万トン程度、現在は1,200~1,300万トンです。インドの足元の需要は100万トン未満ですが、政策的に誤りがなければ今後、この規模まで消費が増える可能性はあり得ます。

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