テレビ東京「モーニングサテライト」に新村が出演しました。
- メディア出演
モーサテでの解説終了しました。
スタッフの皆様、ありがとうございました！
今日はイランの制裁後の原油価格見通しです。今日は、サウジアラビアが増産に応じない、という前提でイランに焦点を絞って解説しました（サウジの要素が入ってくると、番組中にすべて説明するのは時間的にムリですので．．．）。
基本は景気の減速と価格上昇に伴う増産がそろそろ始まるため、来年夏にかけて下落していく（前年比ベースでの上昇幅を切り下げていく）展開になると考えています。6ヵ月の制裁期間延期は同盟国からの強い要請があったから、とも言えますが、価格に対する影響が緩和される可能性がある、それまでの間に少なくともサウジアラビア問題の幕引きを図る、という時間の戦略を採ったものと考えるべきでしょう。
サウジがイラン分を増産することは可能でしょうが、それは有事の際のバッファがなくなることを意味します。その時の価格上昇リスクは大きい訳です。景気が減速する中で、供給面に焦点が当たって原油価格が高騰すると、その後の下落幅は深く、景気の影響も大きくなると予想されます。
詳しくは、リンクからどうぞ。より詳しい解説は．．．年末に向けての各地の講演会で解説の予定です。