BSテレビ東京「日経プラス10」に新村がリモート出演しました。
- メディア出演
日経プラス10での解説終了しました。
今日は貴金属価格と銅の見通し。貴金属は前回出演時に銀価格上昇リスクについて指摘させていただきましたが、一応、見通し通り上昇したこと、上昇が一服したこと(パフォーマンスが金に追いついた)を振り返りました。同じ投資商品的な色彩を強めているプラチナの方が、上昇余地がありますね、という話。銅は「ドクター・カッパーの誤診」です。誤診、というよりは分析する上での追加の但し書きが増えた、という理解でしょうか。需要の9割が北半球、銅の供給は南半球が5割強、という状態で、夏場の北半球はコロナの影響が弱まり、南半球は強まるので今まで以上に銅が上昇している、という話です。これはしばらく新しい季節性になると見ています。
ですが...コロナは夏も関係なく感染が拡大しており、このまま冬になるとよりひどくなるだけ(北半球の需要も減少するけれど、南半球の生産も増えない)、という感じも否めません。