【洗い物】
- 新村ブログ《油売りのひとりごと》
カミさんと話をしていたら
どうも、子供が食器を洗えないらしいことが分かった
え?それってどういうこと?
と、にわかには信じられなかったが
そう、結局、食洗器が普及したこと
実質的に食洗器が、収納スペースの少ない家庭では
食器棚の代わりになっているため、食洗器の利用頻度が上がっていること
が要因のようである。
確かに、子供に昔のダイヤル式の電話を与えると
どうやってかけていいか分からないらしいし
携帯電話の普及で、公衆電話の使い方も
教えてあげなければわからない。
同じような話で、缶詰もパッカンになってから
缶切りの使い方がわからない
ノザキのコンビーフに関しても同じである。
そう。
便利になればなるほど、人の能力は退化してくのである
(と、言い切ってしまっていいものか分かりませんが)
なので、今日の課題は子供たちに食器を洗わせること。
きっと、後でもう一回、洗うことになるんだろうけれど。
と、思って朝のランニングの途中、ラジオを聞いていたら
定年退職した旦那さんへの奥さんからの手紙的な話をやっていた
この家は、「男子厨房に入らず」で
旦那さんが全く家事をやらない家だったらしいのだが
定年退職で自宅にいることが増えたため
オクさんに悪い、と思い料理や洗い物を
旦那さんがやるようになったことについてコメントしている
オクさん曰く、旦那さんが洗うと汚れが落ちていなかったり
乾いたご飯がくっついていたり
油がまだ着いたままだったりするが
それでもそれは注意せず
こっそり洗ってあげているんだとか
「せっかくやってくれているのに、嫌になってしまったら
申し訳ないから」
「もし言ったら、叱られるから」
というのが理由だとか。
最終的には家事の大変さを知って旦那さんが
「今まで本当にありがとう。大変だったんだな。
これからも一緒に暮らしていこうな」
と、言われ、奥さんが涙を流し、これからもよろしくお願いします。
という形で結びとなっているが。
さて。
私も、それができるだろうか。頑張ってみよう。