【的を射る】
- 新村ブログ《油売りのひとりごと》
子供の通信簿的なものが送られてきて
読んでみると、結構的確に彼の状況を把握できている
それに対してカミさんが
「的を得ているね」
とコメント。
おいおい。
的を得るは間違いだぞ。
子供の前にまず自分が勉強しなきゃいけないぞ。
と、思ったら、以下のリンクがカミさんから送られてきた。
(https://career-picks.com/business-yougo/matowoeru/)
え、三省堂がこれに関して誤りだったと認めているのか。
つまり、現代では「的を得る」は要点をまとめられているという意味で
誤用ではないらしい。
でも、広辞苑には載っていないんだとか。
類似の分析は同支社女子大学の吉海教授も行ってますね
(https://www.dwc.doshisha.ac.jp/research/faculty_column/2018-07-25-12-36)
方言が影響しているとは結構面白い指摘。
そうしたら面白いことに「汚名挽回」「汚名回復」という言葉も
ここで挙げられていた。
よくよく考えると、これも間違いのような感じがする。
「名誉挽回」「名誉回復」あるいは「汚名返上」が正しいのでは
という指摘に関してもコメントされていた。
なるほど。
確かにそれはそうだ。
疲労回復や劣勢挽回などもこれと類似した例だ。
うーん。日本語難しい。