【世界陸上2025-その2】
- 新村ブログ《油売りのひとりごと》
正直、トラック競技は「早いか強いか」の個人技なので
見ていて燃えなかったんですよね。
それはいかなる分野でも同じなんですけれど、生まれついて
すごい人達の競技なので、勝ち負けがはっきりしすぎてるというか。
それよりは、実力的には劣るけれど
戦略で勝利する、といった余地がある競技の方が好きでした。
それに比べるとミラクルの発生余地が少ない。
実際、昨日男子棒高跳びの
デュプランティス選手が、下馬評通り
異次元の高跳びを見せましたけど、そりゃそうなんだろうな
って思うわけです。
才能があってもそれをやる努力をした人しか成功しないのは事実。
でも、上記の通り、シンプルに能力を競う競技なので
どうやっても差を詰めるのが難しい。
こうすれば良いっていうスポーツ医学的なアプローチは
新しい試みとして効果がありますけど
それも今の世の中、ネットであっという間に情報共有されちゃうし。
っていう、ギリギリの中での勝負なんですね、シンプルであるが故に。
で、今回ちょっと意識してみてましたが
下馬評通りに全てなるわけじゃないんですね。
いきなりすごい集中力で自己ベストを更新して
金メダルを取ったり、入賞したりする人がいるんだなと。
そもそも、足が速い人はどんなスポーツでも出来ちゃう人が多い。
更に、足が速い男はモテる。
そんなの生まれつきじゃん、ってやっかみがあって
特に陸上競技は、何を言われても興味無かったんですけれど
生まれついての才能を無駄にせず、頑張ったんだよね。
そして、自分の頭で勝手に理解していた以上のドラマが
ギリギリまで努力した人達の間であるんだなということを知り
人生の長い間、もったいないことをした気がしました。
皆が盛り上がっているものにはちゃんと理由があるんだなと。
ということで、今日もちゃんと応援するか。
日本人選手では男子ハードルが特に注目みたいですね。
今日も1日、よろしくお願いします!