【赤チン】
- 新村ブログ《油売りのひとりごと》
上の子が
結構大きくなったにも関わらず
未だに、「チン」とか「タマ」とかいったものにやたらと反応する
5歳も離れた下の娘は
「もういい加減、そういうものに反応するのは止めよう」
と、言っている。
どっちが上か、本当にわからない。
しかし。
この前、床屋さんで店主と話をしていたところ
「そういや、『赤チン』のチン、って何なんですかね?」
という話になった。
なんだろう?
商品名ってマーキュロクロムだったような気がするが
確かにチンは出てこない。
調べてみると、ヨードチンキのチンが残ったらしい
マーキュロクロムと
ヨードチンキ(ヨウ素をエチルアルコールに溶かしたもの)
って、別物だったような気が...(同じでしたっけ?)
小さい頃は、この赤チンを塗って、真っ赤になってる
友人がたくさんいたが、最近ではほとんど見ない
調べてみると、「赤チンは水銀が入ってるのでしようが減った」らしい。
確かに塗るとギラギラしたよな...
考えてみると恐ろしいが、よく父親が
「俺が子供の頃は、腹が痛いときはよく赤チンを飲まされたもんだ」
といっていた。
ホント!?水銀の化合物が入っているんですけど?
毎度、この類の父の話には驚くが
相当チャレンジャーな親父だ。
親父と話をしていると、この類の話が多い。
子供の頃、奥歯が虫歯で穴が空いて痛くて仕方がないとき
泣きながら父親に相談したところ
「その穴に、正露丸を詰めろ。一発で治る」
という。
藁にもすがる気持ちで正露丸を虫歯のある奥歯の穴の上に置く
躊躇していると
「咬め!!!」
と叫ぶ父。
意を決してかんだところ
「!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ものすごい激痛がっ!!
当たり前ですが、虫歯で神経が飛び出してる穴に
モノを詰め込んだら痛いに決まっている
もっと痛くなったので、正露丸を取らなければならなくなったが
これを取るのは、もっと痛い。
だって、虫歯の穴に楊枝を突っ込んで、取るわけなんですから..
あれ以上の痛みは、その後、そうそう味わっていない。
と、気が付けばチンの話から父親批判に転じてしまった。
親父。結構、このことは恨んでいたけれど
貴重な雑感ネタを供給してくれた、ってことで
40年目の和解、です。
(本当か?)