【葬送のフリーレン】
- 新村ブログ《油売りのひとりごと》
娘から勧められて「葬送のフリーレン」をこの週末で読破した。
読んでいない人で、読みたい人はネタバレになるので
今日の雑感はここで終了!です。
で。
結局、異世界のお話なんですけど
魔王を倒して世界に平和をもたらした
エルフの魔法使いが人間を知るために再び旅に出るって話なんですね。
毎度毎度、マンガを読んでいて思いますけれど
よくもまぁこんなにいろいろ思い付きますよね。
そう。
全てのファンタジーの原型は何か?
って言われると、これはほとんど神話や伝説に戻っていくんですよね。
結局、超自然的なものは神のなせる業であり
嵐や雷、想像を超えた形の山や谷などは
全て神などの超自然的なものが作ったものであり
それが派生する中で、人間ではない妖精やホビット
巨人などが登場することになった。
遙か昔にちょっと付き合っていた女性は
霊感があって子供の頃から花の上とかに妖精が見えたらしいですけれど
あ、ちなみにお母さんも見えていたらしく
「あの娘も見えているのかも」って思って見ていたのよって
話を聞いたことがあるので、本当にいるかもしれませんが。
で、こうした妖精とかドワーフとかの定義が
時代経過と共にきちんと整理されるようになり
指輪物語あたりで体系化された(んだと勝手に思ってますが)わけですが
その中で「エルフは長命」って定義になるんですよね。
で、こうなると確かにエルフは長生きするわけですから
必然、いろいろなところを旅したり経験したりする訳で
よくよく考えると、人生に於ける冒険が1回しかない人間とは
かなり違った話になるはずなんですよねぇ
と、よくこういう設定を思い付くなと。
で、読んでみて感じ入るのが
この類いのマンガは得てして戦闘シーンが大半になるんですけど
あんまり出てこないんですよね。
基本、エルフと人間、魔族が「何を考えているか」
という人間描写が大半となるわけです。
ロボットものなのに対して戦闘シーンがない
「ガンダム」が新しかったのとなんとなく似てるな。
と、思いながら読んでます。
絵もキレイですし、しばらく楽しみに読んでいこうと思ってます。
今日も1日、よろしくお願いいたします!
明日は久しぶりにモーサテ出演で
レポートはお休みです。