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【浅草キッド】
  • 新村ブログ《油売りのひとりごと》

モーグルとか、スキーのジャンプとか
スケートとかの判定、なんだか釈然としない。
選手や監督、コーチが抗議してないところを見ると
ルール通り、なんでしょうけど、ねぇ...。

さて。

この前の週末、超早く仕事が終ったので
前から見よう、って思っていた「浅草キッド」を見ました。
本当はカミさんと見たかったんですが「仕事あるから」と断られ
1人で見ましたが、いやぁ、良かった。

主演はこれ、誰になるんでしょう。
大泉洋と柳楽優弥のW主演なんですけど、大泉洋の演技が良かった
とにかくこの方、演技の引き出しがたくさんある方ですね、本当に。

大泉洋は深見千三郎という、浅草のストリップ小屋で
コントをやっている芸人さんの役。
ビートたけしや萩本欽一、東八郎の師匠だったそうですよ。

エンタメの発信地が芝居小屋からテレビに移っていく
その時代の狭間で、新しい才能を送り出す古い時代の芸人と
新しい世界に踏み出す芸人の
喜びと悲哀のコントラスト
旅立つものへの師匠の無償の愛と
それをくみ取った弟子との絆の描写が非常に胸を打つ映画でした。

でも、見ていて思いましたが今の漫才やお笑いが
いきなりポンと出てきて完成したわけではなく
これまで培ってきたものの延長線上にあるんだよな
と思う一方、古いものから新しいものに移る時には
必ず大きな衝突や失われるものも出てくる、ってことなんだよな
とも思いました。

この作品の配信が、劇場映画ではなくて
ネットフリックスだ、ってこともなんとなく象徴的でした。

まだ見ていない方はぜひ見てみてください。
主題歌のサザンの「ソウルコブラツイスト~魂の悶絶」も
名曲ですよ。
(https://www.youtube.com/watch?v=4jn41JBHRbs)

あ...これも
カミさんから「サザンは好きじゃない」(え?そうだったの!?)
といわれて非常にがっくりきてるんですけどね...

まぁいいや。

今日はいろいろどんよりしてますが
皆様、よろしくお願いします!