【進化と感動】
- 新村ブログ《油売りのひとりごと》
モーサテ出た後に病院にいく予定だったので
今日は簡易版も作る時間ないな、と思ったんですけど
やっぱり簡単に書きます。
さて。
最近の世の中は本当に発達していて
世界の裏側で何が起きているか
瞬時に分るようになった。
でも。
ふと思ったんですけど、これって不便な世の中を
経験しているが故に思う感想であって
現代に生きる若者はこの便利な状況が当たり前な訳です
なので、やりたいこと、したいことをするために
少しは我慢しよう、という感想を持つ瞬間が
昔の人に比べると減った様に思うんですよね
例えば、私が子供の頃
ウルトラマンとか、ウルトラセブンとかを見ようと思うと
TBSがやる気になって夕方17:30に再放送してくれないと
あるいは朝6時から再放送してくれないと見れなかった訳です
そのとき、父親が
「ビデオデッキを買ったぞ」
と、買ってきてくれたときは感動で涙しましたよ
セブン見放題じゃないかと。
また、ゲームについてもファミコンが出るまでは
旅行に行った先の宿にある
ゲームコーナーで1,000円を上限に使っても良い
という許可が父親から出るまではやれなかった訳です
それが今や、携帯を持つとだれでも無料でできちゃう訳です。
ふと思いますが、昔は見る側や使う側の便益が多くて
サプライヤー側の利益ってそれほど無かった様に思います
手塚治虫や円谷プロが、映画や作品自体での売上はたかがしれていて
関連グッズの売り上げで何とかなる
それも我々クリエイターではなくて
おもちゃ屋さんの方が儲かるんですよね、と。
今は恐らく逆な気がして
このゲーム作ったら、動画配信したら●●円儲かる
ってサプライヤー側の動機に基づいて
サービスが展開されているような気がします
ということもあって、最近の動画などは
それほど面白く感じないし、我慢してその結果得られる
感動も小さいような気がするんですよね...
と、思うと。
最も高価な移動手段が駕籠で、次いで自動車、電車、飛行機に乗り
最終的にはセスナとヘリに乗って、「最後は宇宙だね」といっていた
数年前になくなった祖母は、苦労も多かったと思いますが
どれだけ感動的な人生だったんだろう?
って、思わざるを得ません。
今日はいい天気ですね!
あと半日、頑張りましょう!